新規で労働許可証(ワークパーミット)を申請する場合

ベトナムの労働許可証(ワークパーミット)取得方法

ベトナムで就労する際には労働許可証(ワークパーミット)の取得が必要ですが、申請すれば必ず取得できると断定できるものではありません。ベトナム人労働者が代替できない業務の担当者のみ外国人を採用できるので、年齢制限はありませんが、労働許可証の申請対象者は管理職・専門家・技術職のいずれかになります。

申請対象
今までの職歴のおいて、「最低限」問われるポイント
卒業証明書の要否
管理者
経営者
管理者or経営者としての実務経験
Must ではない
技術者
関連技術分野での技術者としての実務経験3年以上
1年以上の研修経験を証明するものがあれば可
専門家
関連分野での専門家としての実務経験5年以上
Must
関連専攻での4大卒
今までの職歴のおいて、「最低限」問われるポイント 卒業証明書の要否
管理者
経営者
管理者or経営者としての実務経験 Must ではない
技術者
関連技術分野での技術者としての実務経験3年以上 1年以上の研修経験を証明するものがあれば可
専門家
関連分野での専門家としての実務経験5年以上 Must
関連専攻での4大卒

補足

「管理者」としての経験は、「管理職としての人の管理」に限らず、例えば「業務進捗管理」や「新入社員の指導育成」等であっても、カバー範囲となるケースもあります。


労働許可証(ワークパーミット)の有効期間は最長で2年間になります。申請書類の準備を始めてから発行されるまでに最短で2ヶ月ほど要しますが、在籍証明書などの要点を抑えれなかったり、スムーズに書類を準備できなかった場合は、取得までに半年以上要する可能性も考えられます。また、以下の必要書類と2段階の申請になりますが、こちらは2015年6月11日時点のものです。延長や再発行の場合は必要な書類が異なりますので、ご不明点については、下記のお問い合わせよりご連絡ください。


労働許可証を進めるためには、この3つのプロセスを同時並行で進める必要があります

任命状 労働許可証の申請フォーム
1 Mau 1提出
2 約10営業日
3
4
5 外国人労働者採用承認書
6 下記リストのMau1以外全書類堤出
7 10日以上かかる場合
8
任命状 公証化が必要な書類(下記参照)
1 書類手配に約10営業日
2
3
4 公証化手続きに約10営業日
5
6 下記リストのMau1以外全書類堤出
7 10日以上かかる場合
8
任命状 公証化が必要な書類(下記参照)
1 司法局で申請
2 約20営業日後に発行
3
4
5
6 下記リストのMau1以外全書類堤出
7 10日以上かかる場合
8
労働許可証取得

労働許可証(ワークパーミット)の新規申請に必要な書類のリスト

担当 必要書類 備考
雇用主
(企業)
外国人労働者採用申請書(Mau 1) 政府の所定フォーム。 ベトナム現地法人社長署名・捺印後、労働局へ提出
労働許可証申請書
(Mau 6)
政府の所定フォーム ベトナム現地法人社長署名・捺印後、労働局へ提出
投資ライセンスの公証コピー 駐在員の場合必要。ハノイなど地域によっては日本での合法化手続きが必要
任命状 駐在員の場合必要。ハノイなど地域によっては日本での合法化手続きが必要
在籍証明書 駐在員の場合、親会社が発行。専門家は5年以上、技術者は3年以上の関連分野での業務経験、管理職の場合は管理業務経験を明記すること
雇用者 (社員) パスポートのコピー 未使用ページ以外の全てのページ。有効期限が1年以上残っていること
有効期限が残り1年未満の場合、更新してから申請することを推奨
証明写真(4×6cm 2 枚) 6ヶ月以内に無帽、背景白、眼鏡無し、前髪が眉毛にかからないように撮影
大学卒業証明書 専門家の場合は必要。技術者の場合は専門学校や短大の卒業証明でも可
管理職での申請の場合、無しで申請できるが、サポート書類としてあったほうがよい。日英両方の言語で取得することを推奨
日本での無犯罪証明書 有効期間6ヶ月。申請の際にMau6のコピーが必要
本籍のある都道府県の県警本部で申請すると発行までに約10営業日必要
ベトナムの日本大使館で申請すると発行までに約2ヶ月必要
ベトナムでの無犯罪証明書 有効期間6ヶ月。パスポートにベトナム入国履歴がある場合は必須
パスポート原本と全ページのコピー、公安居住証明原本(住居の大家に手配を依頼)、申請書を準備の上、司法局で申請。発行までに約20営業日必要
健康診断書 有効期間6ヶ月。日本で受診する場合は「働くに当たり問題のない健康状態である」という医師の結論を明記したり、ベトナム指定病院の診断項目が必要なため、50~100ドル程度で受診できるベトナムの指定病院での受診を推奨
必要書類 備考
雇用主
(企業)
外国人労働者採用申請書(Mau 1) 政府の所定フォーム。 ベトナム現地法人社長署名・捺印後、労働局へ提出
労働許可証申請書
(Mau 6)
政府の所定フォーム ベトナム現地法人社長署名・捺印後、労働局へ提出
投資ライセンスの公証コピー 駐在員の場合必要。ハノイなど地域によっては日本での合法化手続きが必要
任命状 駐在員の場合必要。ハノイなど地域によっては日本での合法化手続きが必要
在籍証明書 駐在員の場合、親会社が発行。専門家は5年以上、技術者は3年以上の関連分野での業務経験、管理職の場合は管理業務経験を明記すること
雇用者 (社員)
パスポートのコピー 未使用ページ以外の全てのページ。有効期限が1年以上残っていること
有効期限が残り1年未満の場合、更新してから申請することを推奨
証明写真(4×6cm 2 枚) 6ヶ月以内に無帽、背景白、眼鏡無し、前髪が眉毛にかからないように撮影
大学卒業証明書 専門家の場合は必要。技術者の場合は専門学校や短大の卒業証明でも可
管理職での申請の場合、無しで申請できるが、サポート書類としてあったほうがよい。日英両方の言語で取得することを推奨
日本での無犯罪証明書 有効期間6ヶ月。申請の際にMau6のコピーが必要
本籍のある都道府県の県警本部で申請すると発行までに約10営業日必要
ベトナムの日本大使館で申請すると発行までに約2ヶ月必要
ベトナムでの無犯罪証明書 有効期間6ヶ月。パスポートにベトナム入国履歴がある場合は必須
パスポート原本と全ページのコピー、公安居住証明原本(住居の大家に手配を依頼)、申請書を準備の上、司法局で申請。発行までに約20営業日必要
健康診断書 有効期間6ヶ月。日本で受診する場合は「働くに当たり問題のない健康状態である」という医師の結論を明記したり、ベトナム指定病院の診断項目が必要なため、50~100ドル程度で受診できるベトナムの指定病院での受診を推奨

公証化手続きに関して

日本にある企業で発行された書類をそのままベトナムの労働局へ提出することはできません。「会社や医師によって作成された内容を公的機関が認証する」という公証化や翻訳など以下6つの手続きが必要になるためです。公証化手続きが必要な書類は以下の通りで、在籍証明書、任命状、日本での健康診断書(ベトナムで健康診断を受ける場合は公証化手続きが不要)はベトナムの日本総領事館の代わりに日本の外務省で公証化手続きをしても同様の扱いになります。東京、大阪、神奈川の公証役場では公証役場、法務局、外務省の認証を一度に受けることができるワンストップサービスを実施していますが、他の道府県では公証役場と法務局での公証化手続きを済ませたら、残りの手続きはベトナムで実施をすることができます。

※本来、任命状の公証化手続きは不要ですが、地域によっては求められるケースもありますので、 予め在籍証明書と同時に公証化を済ませる方が無難です。